洋服はもともと好きでしたが、50代に入りホットフラッシュに悩まされるようになると、汗が目立たないような服を選ぶようになったり、ホットフラッシュが落ち着いてきた60代になると、髪や顔にツヤが無くなったせいか、似合う服がなくなってきました。
ふと周りを見てみると、子育てを終えて自分の時間が増えてきた60代以降の男女でおしゃれで素敵だなぁと思うタイプの人と、楽なのが一番という感じのタイプの人がいることに気がつきました。
毎日を楽しく生きるためには、外見を意識することは大事なんじゃないかと思い出しました。
ところで、私の眉毛は太くて濃くて三角眉なので、いつも適当にカットして前髪で隠していましたが、眉毛がちゃんとお手入れされていないと、ズボラな印象になることに気がつき、60歳を過ぎて始めて、眉毛サロンに行くようになりました。
また、おしゃれをしたいけど、どんな服が似合うのかよく分からなくなっていた時に出会ったのが、エアークローゼットで、プロのスタイリストに選んで貰った服を会社に着ていくと、褒められることが増えました。
そしていつも爪切りで切っていた爪が、二枚爪になったり、縦縞が入ったり、ささくれが酷くなったりしてきて、(指はいつも自分の目に入るところなので、)気分が下がるのを感じていて、でもジェルネイルはしたくない、ナチュラルな美しい爪になりたいと思いました。
というわけで、外見を整えるために最近私が挑戦していることは、眉毛サロンに行くことと、Air CLOSET を利用することと、育爪の三つです。
お金をあまりかけずに さりげなくおしゃれを楽しみたい方の参考になれば嬉しいです。
初めての眉毛サロン
鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんの「エゴイスト 」という映画で主人公の鈴木亮平さんが、眉を描くシーンが何度か出てきます。
鈴木亮平さんの眉は、描かなくても整っていてとても綺麗だと思うのですが、自分の弱い気持ちを奮い立たせるように鏡に向かうのです。
「スキンケアは癒しであり、メイクアップは社会と対面するための励みになる」と本で読んだことがあります。
そういうことを表現していたのかもしれませんね。
この映画を見て、眉毛を整えるって大事だなとやっと自覚できました(遅っ)。
私のボーボーの眉毛は、プロにお願いするしかないと予約を入れました。
どんな施術を受けたかと言うと、一言で言うとワックスで脱毛です。
自然で可愛らしい眉毛を希望したのですが、いらないところが多かったので、ビリビリっとかなりの面積を脱毛し、後は多分、毛抜きで間引いてくれたんだと思います。(横になっているので自分では見えませんでした)
発見だったのは、コームを使って長さを調節していたのですが、自分ですると一律に短くしてしまっていたのに、プロは、毛流れを生かしていたことです。
毎日のメイクも(あっ、嘘です、私は、毎日はしてないです。)、眉の形が決まっているのでかなり、時短になりました。
月一回のエアークローゼット
エアークローゼットは、使い始めて約1年ぐらい経ちました。
初めは月3回のレギュラーコースでしたが、今は月一回にしています。
はじめに体のサイズや好みを入力するのですが、なかなか好きな服が届きませんでした。
返却時にフィードバックを入力し続けると、だんだんいいなと思う服が増えてきました。
流行を少し取り入れた今風のデザインを感じることができ、ワクワクします。
きれいな自爪へ 育爪とは
ジェルネイルに憧れますが、私の爪は薄くて、除光液の刺激に耐えられないので、ずっと小学生のように爪切りで切るだけでした。
ですがその爪切りの刺激にも耐えられなくなってきて、縦ジワや二枚爪、ささくれなどに悩まされるようになりました。
調べてみると育爪という考え方があることを知りました。
爪のカットの仕方を変えたり、オイルで保湿したりすることで健康な爪を維持できるそうです。
嶋田美津惠さんの『育爪のススメ』を読み、お手入れの勉強中です。
少しずつ、ピンクの部分が増えてきたと感じます。
まとめ
内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』という小説を読んだとき、自分も最後までおしゃれをしていたいと思いました。
外見は内面に作用するのだそうです。
「楽なのが一番、人間は中身が大事と、おしゃれをサボっていると、自分で自分を放棄するセルフネグレクトへの道へ向かってしまうのではないか。
外見に気を配り、若さではない美しさを求めている人は、自分が自分に関心を持っていて、活発であり、周囲に気を配ることが出来る人が多い。」
うーん、なかなか辛辣な言葉です。
でも、おしゃれって楽しいので、楽しく続けていけたらいいですよね。
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