メルカリで不要品を売ったことはありますか?
メルカリは、物販ビジネス入門だそうです。
ずっと消費者だった人が、初めて市場を意識するかんじですね?
友達に誘われても 梱包が面倒くさいから(笑)と、長らく挑戦することをためらっていたメルカリですが、家の片付けに伴い、半年前に参戦することになりました。
サイズを測り間違えて、送料が5000円も上がってしまったり、キャンセルを経験したり、失敗も沢山しました。
やってみたいけど、どんな感じなのかな?面倒なんじゃないかな?トラブルが怖いな・・・と考えていらっしゃる初心者の方の参考になれば嬉しいです。
はじめの一歩は本からがお勧め
最初は、本を出してみました。
「『やりたいこと』の見つけ方」。
500円で出品すると、数分でうれました。
本は梱包も簡単だし(防水のため ビニール袋に入れた後、A4の茶封筒に入れるだけ)、配送方法は、ネコポス一択だし、本当に気楽です。
内訳は
- 商品代金 ¥500
- 販売手数料 ¥50
- 配送料 ¥175
- 販売利益 ¥275
これは楽チン楽チンと思って、本を色々出していたら、そのうちコメントが入って、値下げ交渉だったり、DVDは入っていますか?など、質問があったり、なかなか時間を取られるのだなと分かってきました。
クリスマスツリーでマーケット感覚を学ぶ
12月に入る頃、クリスマスツリーを出品しました。
シーズンものは、売れやすいと聞いていましたが、これがなかなか売れず苦戦しました。
ちきりんさんの本「マーケット感覚を身につけよう」を読んで、マーケット感覚とは「商品やサービスが売買されている現場のリアルな状況を想像できる能力」というのを思い出しました。
「クリスマスツリーを買いたいと思うひとは、どんな人かな?
まだ小さなお子さんがいて、毎日忙しいだろうな?」
と想像しました。
そこで、商品の説明に
「出すときもしまうときも 時間がかからずストレスフリーです」という一文を付け足してみたら、売れたんです。
ちきりんさん、すごーい(笑)
でも、金額設定が甘くて、販売利益は52円。ガーン。
箱が長いので配送料が1100円もかかってしまったんです。
自分でサイズを計ると 私の場合、甘くなる傾向があり、この後の大失敗に繋がります。
ダイニングチェアで取引キャンセルを経験
初めて「梱包・発送たのメル便」に挑戦しました。
大きな家電や家具など 梱包からしてくれるサービスでとても便利なものです。
2脚を別々の方に購入して頂けたのですが、1脚は、「こんなに、がたついているとは思わなかったので、取引をキャンセルしたい」と言われてしまいました。
「20年前に購入したもので 少々がたつきはあります」と書いてはいたのですが・・・。
びびりまくって、ググりまくりました(笑)。
YouTubeに色々な方が、色々な経験をシェアしてくれていました。
まずは、落ち着くこと。
次は、事務局に問い合わせをしてみること。
結局、返品はなしで、引き取ってもらい、配送料の5000円は、メルカリ事務局がすべて負担してくれました。
私の印象ではメルカリ事務局は、誠実で親切だと思います。
私のようなアクシデントも多くの取引の中で珍しくないのかもしれません。
何かアクシデントが起きた時は、慌てずに冷静に状況を判断し、一人で抱え込まずにメルカリ事務局に相談するのが良いと思います。
おひな様と桐の衣装ケースは初めての直接取引
こちらの二つは、直接取引にしました。
どちらも 300円(プライシングどうなの?笑)で 売れなかったら、仕方ないなと思っていましたが、2ヶ月ぐらい放置していたら、売れました。
おひな様(親王飾り)は、しまうと畳1畳分ぐらいのダンボール箱になってしまうので 直接取引希望としたのですが、遠方の方だったようで、送料はかかってもいいので、送って欲しいということで、また苦手なメジャー仕事と送料の計算。
思ったより時間がかかり、苦労しましたが、ご丁寧なメッセージをあとから頂き、よかったなと思いました。
衣装ケースは、取引の日が、あいにく関東にめったに降らない雪が降り、車が出せない状態になり、夫と雪の中を抱えて待ち合わせのスーパーまで届けました。
こちらも300円では釣り合わない労働が伴ったのですが、雪の日のいい思い出となりました。
そして問題のサイズミスによる送料6,500円アップ
それは、カップボードで起きた事故です。
高さが200センチのカップボードのサイズを朝、寝ぼけた頭で計ったのが、今思うと失敗でした。
タンスや本棚と違い そのカップボードは、凸凹があって 突き出た部分を見逃していました。
集荷にきてくれたヤマト運輸のお兄さんに「数センチオーバーなので、サイズアップになります」と言われました。
ガーン。送料を調べると6,500円も上がってしまうことがわかりました。
カップボードの販売利益から引きたくても 1,170円だし、メルカリ残高も本をたくさん買ってしまっていて、カバー出来るほど残っていません。
ヤマト運輸のお兄さんには、本当に申し訳なかったのですが、配送をキャンセルしてもらいました。
サイズを測るときは、くれぐれも慎重に、ですね。
まとめ おまけの情報・・・辞書登録
おまけの情報になりますが、取引を効率化するために 辞書登録というのを教えていただきました。
辞書に登録しておくとその読みを数文字入力した際に登録したフレーズが変換候補に表示されるものです。
例えば、「このた」と入力すると、「この度は商品をご購入頂きまして誠にありがとうございます。」とか、「ほんじ」と入力すると「本日商品を発送しました。お受け取りをお願いします」などと省力化できますよね。
取引回数が増えるとこのやりとりが頻繁になるので 効率化に地味に効いてきました。
教えていただいた方に感謝しています。
メルカリは、やってみると 家のデットスペースが消え 嬉しい反面、アクシデントもあり、時間や気持ちのリソースを持っていかれることもあることもわかりました。
始める前は梱包が面倒で嫌だなと思っていましたが、それよりもプライシングと配送方法を決める方が面倒でした(笑)。
ということは、私が物販ビジネスに向いていないということになるのかもしれません(笑)。
住んでいるマンションで大型ゴミが出されているのを見ると まだ使えそうなのになあと思うことがあります。
高齢の方が多いので メルカリをご存じないのかもしれませんが、ここに参入したらビジネスになるのにと思ったりもします。
最後にメルカリ送料が、この記事を書いたときから改訂になっていますので、お気をつけ下さい。
コメント