「尾瀬ハイキングって、一度は行ってみたいなあ。
ツアーではなく、個人で行きたいけど、どうプランをたてたらいいのかな?」と悩んでいませんか?
アクセスやルートはどれにしようか、と考えている方の参考になると嬉しいです。
今回、初めて山小屋に泊まりましたが、「ザ・昭和」のような世界を味わうことが出来ました。
9月下旬の草紅葉のシーズンでしたが、台風のために1日目は霧雨で、景色にはモヤがかかってとても幻想的でした。
翌日は一転して朝から快晴だったので 、至仏山も燧ケ岳も美しく、感動は格別でした。
ツアーは楽で便利だと思いますが、個人旅行の場合は自分で調べたり、台風などの悪天候によって(ハイキングの道が悪くなり、怪我のリスクが増加するため)、キャンセルするという選択もあるかもしれません。
それでも行ってみたいと思う場合は、迷った末に決断することになりますが、そこからドラマが生まれ、旅行がより深いものになるかもしれません。
尾瀬に行くと決まったら 先ずは 勉強しなきゃ
今回、同じコミュニティの「大人の遠足イベント」に参加して 何から何まで準備、計画して頂いて行きました。(幹事の皆さん、ありがとうございました)
なので、連れて行って頂くだけじゃだめじゃんということで、付け焼き刃的でしたが、少しお勉強。
数冊、本を見ましたが、地図(1:50,000)とガイド付録が一緒になったガイドブックで十分な感じがしました。
尾瀬へのアクセス
新宿から直行バスで行きました。
往路:新宿駅南口(バスタ新宿)→尾瀬戸倉→路線バス(乗り合いバス)→鳩待峠
復路:一ノ瀬バス停(路線バス)→大清水(関越交通バス)→新宿南口(バスタ新宿)
関越交通バス「尾瀬号」は予約制で1ヶ月前からです。
今回、関西方面から参加された方は、前乗りだったので バスタ新宿で一部荷物を預かって貰うサービスを使ったそうです。
今回、3連休ということで、コインロッカーの空きがないことも心配されたので こういうサービスは助かりますね。
また、3連休つながりで 帰りのバスは1時間以上遅れて新宿に到着しました。
そこからまた新幹線などの利用があるときは、「スマートEX」で取っておくと、何度も変更ができて便利です。
アプリでルートを作ってみると 楽しい
アプリで歩くルートを登録すると、高低差や時間や地図が確認できて便利です。
2日目のルートを私も試しに作ってみました。
また、気をつけなければいけないのは、トイレです。
台風や大雨で道が崩れて 閉鎖中のトイレがあったりします。
私たちが行ったときも 歩く途中で、3時間近くトイレがない行程があり、ドキドキしました。
でも 最悪の場合は、山の中ですから・・・そういうこともあるんだそうです(笑)。
最新の情報を仕入れて 計画しないといけませんね。
ガイドさんと歩くと感動は2倍、疲れは半分になる
今回は同じコミュニティに尾瀬のガイドもされている方がいらっしゃり、ご好意で途中まで一緒に歩いてくれました。
歩くスピードが絶妙で、トレッキング初心者の私でも余裕を持って歩くことができました。
時々、さりげなく休憩を挟んで、ネイチャーガイドもしてくれました。
クマは、水芭蕉の葉っぱが好きで ほら、いっぱい食べられているからクマが通ったんですね とか、ブナの実も好物なんですよ、とか教えてもらいました。
木道の材料の木材はヘリコプターで輸送するので一本数十万円もするとか、山小屋の食材もボッカさんが人力で運ぶ以外は、ヘリコプターなのだとか。
山小屋は尾瀬小屋さん
宿泊は、尾瀬では一番都会の(笑)山小屋、尾瀬小屋さんにお世話になりました。
オーナーは、まだ若いお兄さん(笑)です。
朝、身支度をした宿泊客が出てくると、積極的に声をかけてくれて、写真を撮ってくれて、色々お話が出来て、楽しかったです。
山小屋で美味しい食事をというのがテーマみたいで、「今はまだ理想の30%ですが、来年は、もっとグレードアップしますから」と。
スタッフの方達も皆、ホスピタリティに溢れ、まるでホテルのようでした。
楽しく仕事をしながら、どうしたらもっと上に行けるか、成長できるか、試行錯誤をされているように感じました。
まとめ・・・プランニング、アクセス、山小屋
初めての尾瀬トレッキングをツアーではなく、個人で行きたいときの私からの提案は・・・
まず、ガイドブック1冊を読んでみて、
①アクセスを決める(バスタ新宿からの直行バスの提案)
②ルートをアプリで登録してみて、高低差、時間、地図を確認
③始めてならガイドさんと一緒に歩くこともよい選択肢
④山小屋を選ぶ、などでした。
草紅葉の尾瀬の自然は、何時間もかけて行かないと味わうことができませんが、それだけの価値がある素晴らしいところでした。
ぜひ、機会があったら、行ってみてください。
きっと忘れられない場所になると思います。
私が一つだけ心残りなのは、雨で星空を見ることができなかったことです。
いつか、また行ってみたいなぁと思っていますが、実は私、雨女なんですよ~(笑)。
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