何かを始めたいと思ったとき 上手く行くことを想像しますよね?
でも 上手く行かないことのほうが多いのではないでしょうか?
失敗して傷つき やめてしまうの繰り返し。
でももう、失敗をデフォルトにしようよというお話です。
そうすると、どうせ失敗するから、やりたいことを我慢せずに、ちょっとやってみようかと挑戦のハードルが下がって、リスクを小さく取ってやってみたり出来るし、沢山できるので、いつか成功したりして その時の喜びは、ひとしお(笑)というわけです。
そんな言葉遊びのようなアホな話あるかいな~と思われますか?
あるんです。
楠木建さんが、絶対悲観主義を勧めてくれています。
悲観主義が絶対ですから 暗く感じますか?
いやいや逆のというか、悲観主義の先の楽観主義なんです。
失敗しても気にせず、工夫しながら取り組み続けることが成功への道なんですね
同じコミュニティの方から 「VOOX」を教えてもらいました。
めっちゃ、面白い!
楠木建さんとショーンコネリー
『「あなたの仕事は絶対に上手くいかない」楠木建さんの仕事哲学「絶対悲観主義」』
まず、お声にしびれてしまいました。
そして、ショーン・コネリーに似たお顔。
「中学生の部活で柔道部に入ったけれど、合わずに帰宅部となり、家で何をやったかというと、映画が好きで見ていたが、その中で最も惹かれたのが、007のショーン・コネリーでどんなピンチや困難でも余裕の表情であるところがしびれた。
自分もこれでいこうと思い、余裕をみせて、8割主義で物事に当たると、何事も上手くいかないし、周りからも手を抜いていると見られる、自分でも『しょうがないよ、全力出してないんだから』と言い訳をする。」
ここで、私、この方が、好きだなあと思いました。
絶対悲観主義ってどんな主義?
仕事でも生活でも何でも相手がいることだから、上手くいかないのが普通と考える。
そこからスタートして、上手くいかない→やっぱりね、又上手くいかない→そうだよね→上手くいった→あれ、まぐれ?でもめっちゃ嬉しい!
というのが、達成感がマックスになるそうです(笑)。
どうせ上手くいかないからと何もしないのではなく、取りかかるハードルを下げて、やってみる。
絶対上手くいかないから、失敗してもダメージは受けない。
変に落ち込まず、楽になる。
悲観主義の先にある楽観主義だから絶対悲観主義となるわけ。
派手さはないけれど、「絶対悲観主義」は、偽らない本当の自分に寄り添った、堅苦しくない自然な考え方のように感じます。
まとめ・・・変に落ち込まず楽になろう
実は、昨日、仕事でちょっと嫌なことがあり、もやもやしていました。
色んな人がいて、色々な考え方があるよねとわかってはいても 心の底からは、納得できず、アサーティブに話し合えたら良いのですが、それが可能とも思えず、我慢するしかないなと思っていました。
でも、上手く行かないことが当たり前なのだから、我慢せずに、「どういう考えでそのようにしたのですか?」と聞けば良かったと思いました。
それに納得できなくても、やっぱりね(笑)と思えばいい。
そして、懲りずに 我慢することなく、話してみることを繰り返す。
いつか、接点が見つかることもあるかもしれない。
思いがけず、今朝、楠木さんの考え方に触れることが出来て 明るい気持ちに転換出来ました。
絶対悲観主義、今の時代だからこそ 心のバランスを保つためにも持つべき指針だと思いました。
VOOXでご本人のお声に痺れましたが、ご本もよかったです。
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